ウェビナーは6つの準備で成功する! 失敗しない計画の立て方教えます

ウェビナーを成功させる6つの準備 アイキャッチ画像 ウェビナー

「ウェビナーを開催してみたいけれど、どこから始めればいいかわからない…」

と、思ってこの記事に辿り着いたあなたはラッキーです。
この記事はウェビナー有識者の筆者が、自身の経験を基にした

「ウェビナーを成功させるための事前準備を、分かりやすく段階的に説明していく」

そんな内容になっています。

他の手段に比べて初期費用が安く、抜群の効果を期待できるウェビナーですが、正しく準備をしておかないと大コケする可能性も0じゃありません。

ぜひ、この記事を参考にして大コケを回避してください。

ウェビナーを成功に導く6つの準備

あなたは何のためにウェビナーを開催するんでしょう?
細かな違いはあるかも知れませんが基本的には

  • 商品を売りたい
  • 商品や自分の認知を上げたい

この2つのどちらか。
要は「何かしらの商品を売り、売り上げをアップさせたい」という所に帰結するはずです。

で、大前提として「商品設計をミスっていれば、どんなに完璧なウェビナーを開催しても売れない」ということを再認識しておく必要があります。

この辺は記事の本題から逸れるし、なにより超重要な部分。
長くもなるので別記事で嫌になるほど解説させてもらいます。

商品設計をミスっていない。
これがクリアできている前提で話を進めていきますよ。

ターゲットの選定・確認

ここは商品設計の部分で作ったものを流用する形で構いません。

ただし、扱っている商品のターゲットが広い場合。
この場合は開催するウェビナーによってターゲットをより細分化した方が良い。

少し具体例を挙げてみましょう。

扱う商品:せどり講座

基本的に、せどりのやり方はシンプルです。
商店などでお宝を探し、Amazonなどでそれを売り差額を儲ける。

講座の内容としては、お宝の探し方がメインになるでしょう。

この部分はせどり講座が欲しいと思っている人、全てに共通する部分です。
しかし、この後に「居住地域による違い」が出て来ます。

クソ田舎で、コンビニ行くにも片道車で1時間の所に住んでいる人と、東京のど真ん中に住んでいる人では、扱える商品に大きな差が生まれるはずです。

同じ商品(講座)なのに、相手の状況によって刺さる場合と全然刺さらない場合が生まれることは普通に良くある話。

これを無視した内容でウェビナーを開催しても、成約率は高くなりません。

では、どうするか。
それぞれの境遇に合わせてウェビナーの内容を変えればOKです。

当然、ウェビナーの内容に沿ったうえで購入者が結果を出せるように商品のカスタマイズを行う必要はありますよ。

こうした細かな違いに合わせて、都度内容を変えられるのは元手が掛からないウェビナーの強み。

商品設計の時は、あまりに細かくペルソナを設定するのはおすすめしませんし、個人的にはそもそもペルソナ設定をしないことも多い。

しかし、実際にその商品をプレゼンし買ってもらう段階になれば別です。

「このウェビナーは、あなたのためだけに開催してるんですよ」

と言えるレベルで細分化し、目の前の見込み客を直接刺しにいくウェビナーを開催できるようにしましょう。

リストの獲得と事前周知

既に十分な数のリストが集まっている場合、ここは飛ばして構いません。

リストの獲得方法として、SNSから始める。
これは間違いじゃありませんが、基本的に時間がかかります。

なので、予算があるなら同時並行で広告運用もしましょう。

  • あなたが利用しているSNS媒体での広告
  • Google検索で上位に表示させるリスティング広告
  • インフルエンサーを使って広告

他にもありますが、主なものはこんな感じです。

どれも広告からLPに飛ばし、そこからリスト獲得に繋げる方法が王道になります。
なので、LPも作っておいた方が良いですね。

「個人だから(じゃなくても)そんな予算はない!」

という場合は、地道にSNSや自分のサイトを育てるしかありません。
特にYouTubeチャンネルを育てると良いですね。

カメラの前で喋ること、機材や環境の準備に慣れることを同時進行で行えるので、一石三鳥です。

…時間がかかること、最初は誰にも見られないことに耐える必要はありますが。
巨人の肩に乗るって手法もありますが、誰でも成功できるわけじゃありませんし。

リストを獲得できたら、ウェビナー開催のお知らせを通知してください。
ライブウェビナーであるなら、基本は1ヵ月程度前に行いましょう。

技術的な準備

特にライブウェビナー・インタラクティブウェビナーの場合、この機材準備をしっかり行っていないと痛い目を見ることに。

予算に余裕がない人や、とりあえずお試しで始めてみたい。

そんな人はそこまで高額な機材を揃える必要はありませんが、値段だけを気にすると安物買いの銭失いになるので、可能な限り良い機材を揃えることをおすすめします。

ここから先は、私が最低限これぐらいの機材であれば良いかな。
と思えるものを載せているので、参考にしてください。

パソコン

パソコンのスペックに関して詳細に書くと、それはそれで結構な量になるので簡単に。

最小スペック

最低限のパフォーマンスを確保するために必要なスペックです。小規模なウェビナーや基本的な機能に対応します。

  • CPU: Intel Core i5 第8世代以上または同等のAMDプロセッサ
  • RAM: 8GB
  • ストレージ: SSD 256GB
  • GPU: 内蔵グラフィックス(Intel UHD Graphics 620以上)
  • OS: Windows 10 / macOS 10.13 High Sierra以降
  • インターネット接続: 15Mbps以上のアップロード速度

推奨スペック

安定したパフォーマンスと高品質な映像・音声を提供するために推奨されるスペックです。

  • CPU: Intel Core i7 第9世代以上または同等のAMDプロセッサ
  • RAM: 16GB
  • ストレージ: SSD 512GB
  • GPU: NVIDIA GeForce GTX 1050 Ti以上または同等のAMD GPU
  • OS: Windows 10 / macOS 10.15 Catalina以降
  • インターネット接続: 25Mbps以上のアップロード速度

高性能スペック

大規模なウェビナーや高解像度の映像配信、同時に複数のタスクを処理する場合に適したスペックです。

  • CPU: Intel Core i9 第10世代以上または同等のAMD Ryzen 9プロセッサ
  • RAM: 32GB
  • ストレージ: SSD 1TB
  • GPU: NVIDIA GeForce RTX 2060以上または同等のAMD GPU
  • OS: Windows 10 / macOS 11 Big Sur以降
  • インターネット接続: 50Mbps以上のアップロード速度

「…はい?」

となっている人もいるでしょう。
超乱暴に書いてしまえば、「最近のゲーミングPCなら基本は問題ないし、十分」と思ってください。

ネットの速度に関してはここから行けるサイトで調べることが可能です。
騙しとか有料ではありませんので、ご安心を。

そのサイトにアクセスしたら、動いている数字が止まるまで待ってください。
止まると詳細表示ボタンが出るので、そこを押す。
ほんで、そこの右の方に表示されている数字があなたのネット環境におけるアップロード速度です。

これが最低でも15以上はないと、ライブウェビナーを行うのは難しい。
なので、録画ウェビナーにするか、ネット環境を改善しましょう。

また、Wi-Fi環境だと安定しない可能性もあるので、できるなら有線にすることをおすすめします。

webカメラ

PCに備え付けのカメラも最近はそこそこ性能が良くなっていますが、ここはやはり外付けのwebカメラを購入するべきでしょう。

性能としては1080p以上が推奨。

マイク

ウェビナーにとって音質はかなり重要です。
どんなに内容が良くても、音質ガビガビでノイズまみれでは話になりません。

クリアな音質を提供するためにも、コンデンサーマイクや外付けUSBマイクを使いましょう。
ある程度の値段がしてもね。

プラットフォームの選定

次はどのプラットフォームを使うか決めましょう。
代表的なのをピックアップしておきますので、比較検討して決めてください。

「なにを基準に決めれば?」

というあなたは、とりあえず有名どころを使ってみてはいかがでしょうか?

Zoom

例の意地悪ウィルスの渦中、その頭角を現すしたのが『Zoom』です。
これはご存じの方も多いのでは?

音声品質は悪くなく、チャット、Q&A、投票などの双方向システムも豊富。
ライブウェビナー、中でもインタラクティブウェビナーを考えているなら、試してみて損はないでしょう。

コクリポ

ウェビナーに特化した国産のツール(サービス)です。
特化ツールなので、簡単にウェビナーを開催できることも魅力的。

日本企業の運営ですし、多くの企業での利用実績もあるので、とにかくウェビナーを試してみたい初心者の方には良いサービスでしょう。

Microsoft Teams

天下のMicrosoft大帝国の提供するツール。
Office 365との結合が可能なビジネス向けのコラボレーションツールの色が強いですね。

大規模なウェビナーにも対応可能になっています。
Office 365のサブスクに含まれていることが多いので、契約している方は一度確認してみては?

他にも色々とありますが、代表的なものを3つ紹介しました。
ぶっちゃけ、このツールで激烈に変わるってことはありませんので、そこまで神経質になる必要はないと思います。

あなたが、「これが良さそうだな」と感じたツールを、とりあえず使ってみるのが良いでしょう。

録画ウェビナーの場合

録画ウェビナーのみを行う場合は、この辺のツールは必要ありません。
先述のマイクとカメラ、最悪スマホにマイクを繋いでもOKですが、それで撮影した動画をYouTubeや各種SNSに投稿すれば大丈夫です。

くどいですが、どんな場合でもマイクだけはそこそこのやつを買ってくださいね。

リハーサル

ぶっつけ本番で上手く行く可能性は皆無です。
録画ウェビナーなら後で編集もできますが、ライブではそうも行きません。

やり過ぎるとダメですが、必ずリハーサルを行ってください。
リハーサルで確認すべきポイントは、大きく以下の部分です。

技術チェック

ここまで紹介した機材たちが正常に動くか確認しましょう。
どんなにチェックしても、本番の時だけトラブルが発生することはありますが、それはそれ。

そうなった場合の代替案も併せて考えて準備しておけば盤石です。

環境チェック

環境音でなにかしらのノイズが発生しないか
撮影環境の照明は適切か

などなど、本番の時間にその場所がどんな環境になるかを今一度確認してください。

プレゼンテーションの練習

ここは完全にあなた自身の部分。
慣れない内は、カメラの前で録画をするだけでも緊張して汗をかくでしょう。

…私もそうでした。

目の前に人がいなくても、見られていると思うだけで人は緊張するものです。
これを解消するには慣れるしかありません。

小手先のテクニックはありますが、大して役に立ちませんからね。

多くの場合はパワポなどを使ってスライドを作成し、それと共に話をする形になるでしょうから、納得いくまでスライドを作り込み、それを動かすタイミングと話を合わせる練習をする。

本番の前に知り合いや家族など、複数人に見られながらのプレゼンも行いましょう。

とにかく場数を踏むしかありません。
最初は失敗して当然なので、気にせず挑戦してください。

笑われても良いんです。
それを笑ってるやつより、挑戦してるアナタの方が格段に素晴らしいんですから。

仕上げ

今まで書いたことをもう一度確認してください。
問題ない、大丈夫だと自信を持てればそれでOKです。

参加してくれる方に向けて最終確認のお知らせを送りましょう。
これは大体ウェビナー開催当日の3日ぐらい前に送ってください。

早すぎると忘れられる可能性がありますからね。
必要と思えば、当日も軽くお知らせを入れて良いかも知れません。

私はあんまりクドいのは嫌いですが、この辺はあなたと参加者の関係性や距離感によって変わる部分ですから、各自で判断しましょう。

まとめ

なんか取っ散らかった感じもしますが。

とは言え、とりあえずここに書いた感じでウェビナーの準備を進めれば、なにも考えずにウェビナーを開催して大コケしてるアホ共より数倍成功に近づけること間違いなしです。

どれだけ準備しても必ず不測の事態は起こります。
それに対応するには万全の準備と練習以外ありません。

これなら自信をもって準備できた!
そうあなたが思えるまで、何度も確認してブラッシュアップしていきましょう。

「これで良いのか自身が持てない」
「結局、色々と面倒くさい」

となれば、プロの助力を得るのが最善で最短です。
なにをどうすれば良いか、どうにも答えが出ないならお気軽にお問合せくださいな。

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